当団体は平成30年北海道胆振東部地震を機に立ち上がったボランティア団体であり、2018年10月1日に法人化致しました。
主なスタッフは、按摩マッサージ指圧師、調理師、音楽家、ガイドヘルパーを中心に、各種様々な専門スキルを持ち合わせたメンバーで構成されています。
胆振東部地震の発災時は、大規模停電によって孤立していた視覚障がい者の方々に対し、補給水やモバイルバッテリーなどの必需品の配給サポートを行ったり、被害が最も大きかった安平町、むかわ町、厚真町を中心に被災住民様や行政職員などの支援者に対して、心身のストレス軽減を目的とした「マッサージケア活動」を、2018年9月~2021年2月までに、全74回、延べ1,041名の方々へ対して、実施させていただきました。
平時の活動としては、視覚障がい者のための飲食店向け「拡大字・点字メニュー作成」や全道域のケアネットワークの構築に努めております。
いっぽんとは
胆振東部地震の際、SNSで支援物資の提供を呼びかけ、「家にあるちょっとしたものでも、集めてきちんと仕分けをすれば纏まった支援物資にすることができる」と考え、割り箸 9,810膳、スプーン2,020本、使い捨て容器 1,350個が集まり、炊き出し用の容器や割り箸を必要としていた被災地に届けました。
「一本の箸でも被災地へ届けられる団体でありたい」という想いから、「いっぽん」という名前の団体を設立しました。
団体概要
運営団体:一般社団法人 いっぽん(非営利型)
所在地:〒063-0828 札幌市西区発寒8条11丁目2-17
設立年月日:2018年10月1日
代表理事:佐久間 信語
理事:渡辺 義人、 柴田 俊也
監事:佐久間 奈々
活動内容:
1.災害時の被災地への支援活動
・被災者、支援者へのマッサージ&足湯ケア
・防災ワークショップ(いっぽん御膳)他
2.視覚障碍者のための拡大字・点字普及活動
・点字メニュー&点字プログラム作成
・名刺点字打刻サービス
定款:いっぽん定款